管理者 2024.12.24
生きているからこそ

先日、高校の同級生が出直したとの報を受けました。
昨年5月に北海道函館市の、支部の総会と、「陽気ぐらし講座」の講師として行かせていただいた時に、その友人と久しぶりに会い、昔の楽しかった話や、教会長として信仰者として楽しい話をしていただけに、非常に残念でなりません。
友人が病気になったと聞いたのは8月で、9月に教養掛として1 ヶ月おぢばで生活させていただいてた時に連絡を取り、おぢばで甘露台でお願いさせてもら うからなと言わせてもらい、心強いわ、ありがとうと言っていて、お願いと神様にお働きいただきたいとの思いで、理作りもさせていただいてました。
彼は腹膜播種ということで、既に治療の方法がなく、腸閉塞も伴っていたので、腹水が溜まり食事もできない状態でした。当然体力も落ち抗がん剤もできない状況でした。そんな中でも、まだ自分でトイレに行ける。少しの水を飲むことができる。飲める水がありがたいんだ。と、どんな中でも親神様の大いなる御守護に
感謝して通っていて、また自分のために祈ってくれる方々がいることが本当にありがたいんだと、今の状況を決して愚痴ることでも不足することでもなく、喜べることを喜んでいる姿に、さすが信仰者だなと感心していました
病気(身上)や問題(事情)というふしを通して、人々を成人へとお導きくださる親神様のお計らいであるんだと教えていただく私たちです。
こうなりたくない、こうしたいと思っても、そのようになれるわけではない中で、与わった状況で自由に使える心をどう使うか、誰が悪いとかアレのせいだと腹を立てたり、憎んだり恨んだりすることでもなく、どう親神様・教祖に喜んでもらうように治めていくかというところに信仰の醍醐味があるんだと思います。
誰しも寿命ということで、身体は神様にお返しするということで出直ししますが、今世(生) 培った魂の徳分で、来世(生)の楽しみを持つということが、生きているうちの証拠にもなってくると思います。
お互い、今を喜んで過ごす。楽しんで過ごす。喜んでもらうように、楽しんでもらうように大いに陽気ぐらしをさせていただきたいですね。
親神様・教祖に喜んでもらうように